【音痴の治し方】アプリを使って自力で治す練習法

                   
          
【音痴の治し方】アプリを使って自力で治す練習法

友人とカラオケに行くとき、「音が外れるので歌うのが恥ずかしい」「音痴だからあまり楽しめない」と感じたことはありませんか? せっかくなら、人前で自信を持って歌えるようになりたいですよね。

この記事では、「音痴を治したい、でも誰かに教えてもらうのは抵抗がある」「自力でこっそり上達したい」という方に向けて、自分ひとりでも音痴を改善できるやり方を、原因別に解説します。

ボイトレアプリ(Voick)を使い、自分の声の分析から練習まで、ひとりでできる実践的な方法です。音痴は治すことができます!ぜひ記事に沿って試してみてください。

音痴の原因とは

音痴と一口に言っても、タイプがいくつかあります。まずは、何が原因で歌を苦手と感じているのか確認しましょう。音痴の原因として、代表的なものには以下の3つがあります。

1.そもそも音程が合っているかわからない

「自分では音痴だと思っていなかったが、人から言われて音痴だと知った。」という人は、このタイプにあてはまります。そもそも音程が合っているかわからないため、正しい高さで出せないケースです。

2.音程はわかるが、思った音の高さで出せない

音程が外れていることはわかるけれど、がんばっても思った音の高さで出せないケースです。この場合、原因は2つあります。

①声帯のコントロールができていない
②音域が狭い

3.リズムが正しく取れない

音がある程度取れる人でも、リズムが合っていないと音痴に聞こえてしまいます。正しいタイミングで適した音が出せないことが原因で、歌がうまく歌えないケースです。

アプリで簡単!原因別の音痴を治す練習法

上記で説明したそれぞれの原因に合わせて、音痴を治すトレーニング方法を紹介します。

音痴の改善には、日々の練習が欠かせません。ここで紹介するトレーニングはアプリで実践できるので、一人でも無理なく続けることができますよ!

1.音程が合っているかわからない場合

そもそも音程が合っているかわからない場合は、まず「正しい音程」と「自分の音程」を比べて、どのくらいのズレがあるか確認しましょう。

音程のズレの確認は、ボイトレアプリ「Voick」で簡単に行うことができます。

アプリを開いたら最初に、トレーニングの「Voick公式コース」を開きましょう。

コース一覧で「初めてのボイストレーニング」を選択すると、含まれるレッスンの一覧が出てきます。一番上の「自分の声をチェックしよう」をタップし、レッスンを開始してみてください。

Voick_コース内レッスン一覧_自分の声をチェックしよう

同じ高さの音が繰り返し流れるので、参考音に続いて、「あー」と発声してみましょう。青い線で表示されるのが、自分の声です。

基準となる緑の線に対して、自分の声の高さ(青い線)は、どのくらいズレていたでしょうか?

自分では合っていると思っていた音が、実際にはズレていた場合は、その「ズレの幅」を確認します。

高いのか、低いのか、どのくらいズレているのかをチェックした上で、再度レッスンを行い、アプリの画面を見ながらズレの幅が小さくなるように修正していきましょう。

何度も繰り返すうちに、徐々に「自分の思う音の高さ」と、「正しい音の高さ」が揃うようになってきます。

感覚が掴めてきたら、次のレッスン「音に合わせて発声しよう」に移りましょう。ここでも、実際に声を出してみて、自分のズレを確認しながら調整します。複数の音程の発声が必要になるため、焦らずズレがなくなるまで繰り返しましょう。

同じ要領で、残りのレッスンも進めていきます。はじめは難しく感じるかもしれませんが、日々繰り返すうちに、少しづつ感覚が掴めてくるはずです。

ボイトレアプリ「Voick」で、自分の声のズレを確認する▶︎

2.音程はわかるが、思った音の高さで出せない場合①コントロール編

音程はわかるものの、思っている高さで出せない場合は、声帯を鍛えて音程をコントロールするためのトレーニングを行いましょう。

まずは、ボイトレアプリ「Voick」のトレーニングから、「Voick公式コース」を選びます。

「音程強化コース」をタップし、一番上の「全音トレーニング」を開きましょう。

全音とは、1オクターブを12分割したときの、2つ分の幅の変化のことを指します。まずはこの音の変化に対応できるように練習しましょう。

「レッスンを開始する」を押して、「スタート」をタップすると、レッスンがはじまります。

自分の声がリアルタイムで青い線で表示されるので、基準となる緑の線と比較しながら練習しましょう。各フレーズごとに採点が表示されるので、参考にしてみてください。

レッスン終了後に、総合評価が表示されます。一番上に総合採点、すぐ下にはフレーズごとの採点結果が表示されています。

さらに、画面下部に「音程の正確性」が表示されるので、自分の傾向を知りましょう。

例えば、以下の例の場合には、音程が低くなりがち(フラット傾向)なことがわかります

例の場合は、自分が思っているよりもやや高い音を意識することで、音程が合いやすくなるでしょう。

このように、自分の音程の傾向を知りながら、正しい高さを出す感覚を身につけて、S以上を目指してトレーニングします。

採点は、E・C・B・A・S・SSの6段階です。カラオケ採点よりシビアなので、最初は難しく感じるかもしれません。ですが、何度も繰り返すうちに上達して、S以上が出せるようになりますよ!

「全音トレーニング」が終わったら、「半音トレーニング」以降のレッスンにもチャレンジしてみてくださいね。

ボイトレアプリ「Voick」で、音程のトレーニングをする▶︎

2.音程はわかるが、思った音の高さで出せない場合②音域編

音程はわかるものの、思った音の高さで出せない場合、音域を広げることで音痴が治るケースがあります。高い音、または低い音が出しづらいと感じる場合は、音域を広げるトレーニングを行いましょう。

音域は、ボイトレアプリ「Voick」で簡単に計測することができます。

まずは「Voick」を開き、「歌声診断」を開きます。「歌声の音域」をタップすると音域の計測が始まるので、さっそくやってみましょう。

まずは地声の測定です。地声で出せる一番低い音と、高い音を発声します。

次に裏声の測定です。裏声で出せる一番低い音と、高い音を発声しましょう。

最後に「測定結果をみる」を押すと、自分の音域の測定結果が表示されます。

「全体(トータル)」と「地声」「裏声」の音域ほか、「オーバーラップ」と呼ばれる、地声と裏声の重なった範囲も確認できます

自分の音域が確認できたら、トレーニングに入りましょう。

マイページに戻り、「Voick公式コース」を選びます。

「ウォーミングアップコース」をタップし、一番上の「完全5度タングトリル」から順番に、レッスンにチャレンジしてみましょう。

レッスンを繰り返し行いながら、毎日の音域測定で、トレーニングの成果を確認することが大切です。音域測定の結果は、「カレンダー」や「歌声診断」のボイスプロフィールから確認することができます。

音域を広げるには日々の練習が必要です。はじめは成果が出ず悩むこともあるかと思いますが、毎日5〜10分でも継続することで、成長が実感できるようになりますよ!

ボイトレアプリ「Voick」で、音域を広げる▶︎

3.リズムが正しく取れない場合

リズムが正しく取れない場合は、リズムトレーニングを繰り返し行うことで音痴を改善できます。

まずはボイトレアプリ「Voick」を開き、「Voick公式コース」をタップしましょう。

「リズム感習得コース」を選択して、1番上のレッスンから順にトレーニングします。

このコースに含まれているのは、四分音符、八分音符などの決められたリズムに沿って、声を出しながら手拍子をするレッスンです。

レッスンをスタートすると、自分の出した声や音が、リアルタイムに青い線で表示されます

ここで大事なのは、画面下の「音量の表示」の部分です。手拍子のタイミングと、白い線が一致するように練習していきましょう。

コースを進めていくと、裏拍子や休符、さらにそれらを組み合わせたさまざまなリズムパターンが出てきます。最初のレッスンに慣れてきたら、ぜひチャレンジしてみてください。

はじめは難しく感じますが、練習を続けるうちに、徐々にタイミングが合うようになりますよ!

ボイトレアプリ「Voick」で、リズムトレーニングにチャレンジ!▶︎

※「リズム感習得コース」の詳細は、こちらの記事よりご確認ください
アプリで誰でもリズム感が身に付く!リズム感習得コースの解説

これで恥ずかしくない!カラオケにおける音痴対策

音痴で悩む場面として多いのが、知人とのカラオケではないでしょうか。カラオケに誘われると、音痴なことが悩みで、憂鬱な気持ちになりますよね。

このパートでは、カラオケでの音痴対策についてお伝えします。

カラオケで上手く聞こえるコツ

  • 基礎練習で歌唱力をあげる

歌が上手くなるためには、前提として、音痴を改善するために日々トレーニングをすることがとても大切です。

練習をすると自信もつくので、カラオケのときに余裕を持って歌えるようにもなります。

1日5分ほどでもOKです!トレーニング方法は、上記の「アプリで簡単!原因別の音痴を治す練習法」で解説しているので、参考にしてみてください。

  • マイクの持ち方に気をつける

カラオケは、マイクの持ち方ひとつでも歌の印象が変わります。

歌が上手く聞こえるようにするには、マイクを地面に対して水平に持つことがポイントです。

カラオケでは、声が小さく聞こえると、音痴に聞こえてしまうことがあります。マイクが声を拾う位置は、マイクの真上にあるため、正しい持ち方をすることで声がきちんと拾われるのです。

  • 恥ずかしさを捨ててちゃんと歌う(立って歌えるともっとよい)

実は意外と効果的なのが、「恥ずかしさを捨ててきちんと歌うこと」です。

音痴で歌に苦手意識があると、つい恥ずかしくなり、小さな声でぼそぼそと歌ってしまいがちです。しかし、声が小さかったり、滑舌が悪くなったりすると、音が外れやすくなったり、声が震えてしまったりします。その結果、実際の歌唱力よりも下手に聞こえてしまい、非常にもったいないです。

思い切って大きな声ではっきりと歌う方が、歌は上手く聞こえます。可能であれば、立って歌うとより効果的です。座っていると、お腹が丸まって呼吸量が減ることもある一方、立って歌うと腹式呼吸がしやすくなり、上手く歌いやすくなります。

腹式呼吸については、「腹式呼吸で歌が上手くなる!簡単なやり方やメリット・練習法を解説」を参考にしてみてください。

  • 歌える曲(覚えている曲)を作っておく

いきなり知人とカラオケに行く流れになり、断れずに苦痛に感じた経験をした人もいるでしょう。そうならないためには、自信を持って歌える曲を、何曲か準備しておくことが大切です。

歌の上手い人でも、原曲を何度も聞いて音程やタイミングを覚えたり、練習をしたりすることは少なくありません。

音痴に悩む場合はとくに、自分の歌いやすい音域の曲を見つけて、音程やリズムを暗記しておくことが非常に有効です。曲を暗記しておくと、その場で即興で音を取るという感覚ではなく、覚えた音を再現するという感覚になるため、ある程度落ち着いて歌うこともできます。

可能であれば、決めた曲の高さが出せるように、アプリで歌声を可視化して練習しておくと良いでしょう。

ボイトレアプリ「Voick」で、自分の歌声を確認する▶︎

音痴でもカラオケで歌いやすい曲

音痴に悩む人は、比較的歌いやすい曲を選ぶのもひとつの手です。ここでは、カラオケランキングの上位曲の中で、歌いやすい曲をご紹介します。

【女性編】

▼マリーゴールド / あいみょん

サビになってもそれほど高音にならず、全体を通して一般的な女性が出せる音域なので、歌いやすい曲です。ややリズムが特殊な部分もあるので、何度か聞いて覚えるとよいでしょう。

▼Story / AI

音域が狭く、ほどよい速さの曲なので、歌いやすいです。

▼残酷な天使のテーゼ / 高橋洋子

テンポが早いので、音程がズレても気づかれにくく、カラオケに向いています。

【男性編】

▼さよならエレジー / 菅田将暉

音域が狭いため、音程が取りやすいです。リズムもシンプルなので、比較的歌いやすいでしょう。

▼魔法の絨毯 / 川崎鷹也

音域がそれほど広くなく、歌いやすい曲です。メロディも比較的シンプルなので、音も取りやすいでしょう。細かいところまで再現しようとすると、フェイクやビブラート、ウィスパーボイスなどさまざまなテクニックが使われているので、将来的なステップアップの曲としてもおすすめです。

短期間で簡単に音痴を治す方法はある?

急なカラオケのときなど、短期間で簡単に音痴を治す方法はあるのでしょうか?

例えば、「重いものを持ちながら歌を歌うと高い声が出る」など、一時的に音痴の改善に繋がる対策は確かにあります。

しかしそれらは、力の入れ方を変えることで腹式呼吸をしやすくするなど、あくまでその場限りの方法です。みんなでカラオケに行ったときには実践しにくいものも多く、また、「人とカラオケに行くのに抵抗がある」「音痴を治したい」などの根本的な課題を解決するものではありません。

音痴を治して人前で楽しく歌いたいと考えるのであれば、1日5分でもいいので、自分の苦手を克服するためのトレーニングを行うことが大切です。

簡単なトレーニングから少しづつ始めるだけでも成果が出るので、この機会に取り組んでみましょう!

ボイトレアプリ「Voick」で、音痴を治す!▶︎

アプリで自分の声を確認して音痴を治そう

音痴の改善には、ボイトレスクールに通ったり、カラオケで練習したりと、さまざまな方法があります。しかし、その時だけ練習をしても、感覚が身に付かなくては根本の解決にはなりません。本気で音痴を治したいなら、日々トレーニングを行うことが大切です。

まずは自分の声について知ること。そして、弱点を改善するためのトレーニングを続けること。この二つを忘れないようにしましょう。

とはいえ、自分の歌声にどんな特徴があり、どんな練習をすれば良いのかは、1人ではなかなかわからないものです。

そんなときは、ボイトレアプリ「Voick」を使って、自分の声を可視化してみてください。弱点を克服するためのトレーニングメニューも揃っています。コースにしたがって練習するだけなので、とても簡単です!

1日5分でも構いません。「音痴で悩んでいる」というモヤモヤした気持ちが、「ここが苦手だから練習してみよう」「今日は昨日より音程が合ってたぞ!」など、前向きな気持ちに変わります。

ひとりでも何をやればいいかがわかるので、無理なく続けて成長を実感するうちに、歌うことが楽しくなりますよ!

ボイトレアプリ「Voick」で、音痴を治す!▶︎